
糸リフト
糸リフト
など
コグと呼ばれるトゲがついた糸を皮下に挿入し、引き上げたい皮膚の組織に引っ掛け固定することで、重力で下がっている皮膚や脂肪などを引き上げます。
たるみやほうれい線、フェイスラインのもたつきの改善が期待できます。
糸を入れることで、また溶けていく過程で皮膚に刺激を与えることでコラーゲン・エラスチンなど皮膚を支える物質が増え、肌のハリの向上も期待できます。
当院ではPDO (ポリディオキサノン:Polydioxanone ) を採用しております。
手術の縫合⽷として広く使⽤されている安全性の確⽴された素材です。
体内で吸収されていく過程で早期から⾃⼰コラーゲン⽣成を促し、⽪膚の弾⼒とハリを作り出すとともにタイトニング効果をもたらします。
こめかみ付近の頭髪内や耳の前など、目立たないところから数mmの傷のみで糸が入ります。
局所麻酔の場合は極細の針と、カニューレと呼ばれる先端が丸く滑らかな筒を使って皮膚の下に痛み止めを注射した後に行います。
全身麻酔の場合は痛くないことを確認しながら、ほぼ眠った状態で糸が入り、その後目覚めてから仕上がりをご確認いただきます。
・当日はシャワー・洗髪、傷口へのお化粧はできません。
・施術後1~2週間、糸を入れた部分の突っ張った感じや、会話・食事で動かした際に少し痛みが出ることがあります。最初は鎮痛剤の内服で痛みを抑え、その後徐々に慣れてくることがほとんどです。
・内出血や腫れがまれに2週間程度続くことがあります。通常の腫れは1週間程度で目立たなくなることが多いです。
・その他のリスク:傷口からの感染や異物反応、皮膚表面の凹凸
糸は約1年ほど残ります。
初めにコグ(トゲ)の部分が約3か月ほどで溶け、強い引き上げ効果は少しずつ落ちてきますが、糸自体の刺激で引き締め効果が持続します。
・妊娠中や授乳中の方
・全身、または施術部位に腫瘍がある方
・施術部分に腫れ、感染症、炎症のある方
・移植や挿入術を施行している部位の施術をご希望の方
・出血性疾患を発症されている方、血液が固まりにくいお薬を内服されている方
・慢性ステロイドや免疫抑制療法の治療をしている方
・施術後1か月以内に、お顔を強くマッサージするような施術や、歯科治療など口を大きく開ける治療等を予定されている方